2016年09月12日

グロック17のリコイルについて考察

グロック17用RMRマウントの実射テストを実施した際に思ったんですが
非常にリコイルがマイルドなんですね。
速すぎることもなければ、重さもない。
といってもさみしさを感じるほど弱いわけでもなく。

好意的に捉えれば、「よく当たりそうなセッティング」です。

そう思いながらふとシリンダーをM&P9と見比べてみたんですが…全然サイズが違う!

グロック17のリコイルについて考察

上がグロック17、下がM&P9です。
どうでしょうか。
シリンダー径も違うし、長さも違う。あまりにもグロックは小さくてガスルートが横長になっちゃってる始末です。

こりゃリコイルに差がでるわけだ!

しかし疑問も残ります。
スライドの縦横はほぼ同じだし、シリンダーの前後にも余裕が残っているように見えます。
スライド側に起因する何かが原因でこのセッティングになったわけではなさそうです。

ではマガジンのほうはどうでしょう。

こちらもサイズはほぼ一緒です。が、撃てる量がM&P9よりうんと少ない!
ガス室が狭いのかもしれません。

ということで重さをはかってみたところ、共に不定量のガス入りですがM&P9が240g、グロック17が298g。
60g近くも差がありました。

これは明らかにガス室が狭くなっていますね。
ガスがあまり入らない故に、省エネエンジンにしないと発射可能弾数が確保できなかった、ということでしょうか。

ガス室が狭い理由は・・・重量を実銃に近づけるため?くらいしか思いつきませんが・・・。



そんなこんなで、理由はどうあれグロックはハイキャパやM&P9と比べると明らかにリコイルが弱いです。
さらに一度に使用しているガスの量が少なく余裕がないので、マガジンの冷えにも弱いです。
さらにさらに、テスト環境ではマガジンを雰囲気温度56度あるボックスの中においてガッツリ温めるんですが、グロック17はこれをやるとしばらく射撃不可能になります。
省エネエンジン故に、ハンマースプリングが弱いので、圧力の高まったバルブを叩けないんですね。
ハイキャパやM&P9も、温めすぎるとすこ~しハンマースプリングが負けてる感じがして、数発撃って温度が馴染んでくると最大級のリコイルになりますが、グロック17はスライドが数ミリ動く程度のガスしか出せない。

おかげで連射時の安定性は抜群なので良し悪しかと思いますが!


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Posted by DCIGUNS at 18:47│Comments(0)息抜き
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